高校生のバイトは何時までいいのか(TOP)>高校生バイトの悩み・相談>高校生に伝えたいブラックバイトの実態
15年くらい前から非正規雇用労働者、いわゆる派遣、パート、バイトなどの数が年々増え、長い不況のせいもあり企業の正規雇用労働者(正社員)だけでは回らなくなってきました。
そこで、足りない労働力を正社員以外が補わなければならなくなり、その穴埋めを非正規雇用労働者が担うようになったのです。
ここまではまだ良いのですが、それが常態化して、義務やノルマは正社員並みなのに扱いはそれ以下・・・逆に過大な責任や長時間労働を強いるようになり、いつの間にかブラックバイトと化すのです。
高校生がバイトを始めて、次のようなことがあったらそこはブラックバイトかもしれないので注意してください。
通常高校生のバイトでは、授業や部活、塾などの関係から、そして学校の許可証の関係からも、事前にシフトを組むのが一般的です。
1ヶ月前だったり、1週間ごとだったりとシフトの希望調査時期はバイトによって様々です。
そのシフトの希望を出しても、認められず、無視されるようならブラックバイトの可能性大です。
時間に遅れたり、連絡しなかったりなど、日常的なことに対して・・・失敗したことへの罰として罰金を科すようなバイトはブラックです。
店長の代わりなどと称して、トラブル対処などの重い責任を負わされるバイトもブラックです。
万が一ブラックバイトに捕まってしまったら、さっさと辞めてしまうのが良いでしょう。
辞めさせてもらえないなら、家族や学校に相談するのが一番です。
高校生が初めてのバイトを選ぶときには、周りと相談しながらバイト先を選ぶようにするのが一番です。
ブラックバイトにつかまらないためには、あくまでも高校生の本分は学業であることを優先させ、シフト決めやバイト業務内容も納得のいく形で仕事するようにしましょう。
バイトとは言え、働く時には労働内容や給料、待遇などを書面にしてもらい、納得したうえで働くようにしましょう。
そして、出来るなら大手チェーン店などを初めてのバイトでは選ぶと良いと思います。
なぜなら、大手の場合、何か困ったことがあった場合に本社に相談することができるからです。
さらに、求人情報の検索も、高校生向けの求人を扱っているところで探すことにより、ブラックバイトはかなり排除できると思います。